中小型株企業の決算インプレッション(FY2025 1Q) ~業績は堅調推移も企業間格差が広がりつつある
2025.08.22
トピック
2025年度1Q(4-6月、3-5月、2-4月)決算が出揃い、現時点における中小型株企業の決算インプレッションをレポートする。今回も主要業種のみならずニッチ業種についてもコメントしたい(全21業種)。
当研究所が継続調査するカバレッジ企業(459社、8月21日現在)の2025年度1Qの営業利益は前年同期比11%増と二桁増益を維持した。半導体・FPDなど一部業種では若干の減益に転じたが、建設・資材、デジタルメディア・コンテンツなどは順調に利益を伸ばした。
このうち2-3月決算企業(集計対象260社)についてみると、会社側の通期営業利益計画は前期比4%増の見通しである(製造業1%増益、非製造業7%増益)。1Q(4-6月、3-5月)段階で、235社(90%)が期初通期計画を据え置き、18社(7%)が上方修正、4社(2%)が下方修正、3社(1%)が新たに計画を公表した。上方修正の比率は低めながら、ほぼ例年並み。太陽ホールディングス(4626)、メイコー(6787)、KOA(6999)など電子デバイスで上方修正が目立った。
本レポートの着目銘柄として、グロービング(277A)、学情(2301)、MIXI(2121)、ビジネスエンジニアリング(4828)、トレジャー・ファクトリー(3093)、ハイデイ日高(7611)、王将フードサービス(9936)、藤倉コンポジット(5121)、カナミックネットワーク(3939)、日本電子材料(6855)、第一工業製薬(4461)、大崎電気工業(6644)、日本電技(1723)、ジャパンエンジンコーポレーション(6016)、AIRMAN(6364)、センコーグループホールディングス(9069)、安藤ハザマ(1719)、長谷工コーポレーション(1808)など41銘柄を挙げる。
当研究所が継続調査するカバレッジ企業(459社、8月21日現在)の2025年度1Qの営業利益は前年同期比11%増と二桁増益を維持した。半導体・FPDなど一部業種では若干の減益に転じたが、建設・資材、デジタルメディア・コンテンツなどは順調に利益を伸ばした。
このうち2-3月決算企業(集計対象260社)についてみると、会社側の通期営業利益計画は前期比4%増の見通しである(製造業1%増益、非製造業7%増益)。1Q(4-6月、3-5月)段階で、235社(90%)が期初通期計画を据え置き、18社(7%)が上方修正、4社(2%)が下方修正、3社(1%)が新たに計画を公表した。上方修正の比率は低めながら、ほぼ例年並み。太陽ホールディングス(4626)、メイコー(6787)、KOA(6999)など電子デバイスで上方修正が目立った。
本レポートの着目銘柄として、グロービング(277A)、学情(2301)、MIXI(2121)、ビジネスエンジニアリング(4828)、トレジャー・ファクトリー(3093)、ハイデイ日高(7611)、王将フードサービス(9936)、藤倉コンポジット(5121)、カナミックネットワーク(3939)、日本電子材料(6855)、第一工業製薬(4461)、大崎電気工業(6644)、日本電技(1723)、ジャパンエンジンコーポレーション(6016)、AIRMAN(6364)、センコーグループホールディングス(9069)、安藤ハザマ(1719)、長谷工コーポレーション(1808)など41銘柄を挙げる。
ご留意いただきたい事項
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