中小型株企業の26.3期3Q決算の概況 ~約3割が通期計画を上方修正

2026.02.16
トピック
26.3期3Q(10-12月)決算がほぼ出揃った。いちよし経済研究所のカバレッジ銘柄のうち、対象データが取得可能な3月決算企業233社の決算を集計した。3Q営業利益合計額は前年同期比7%増と堅調な業績が続いている。また、3Q営業利益合計額は、当研究所の直前予想を5%上回った。社数ベースでは138社(59%)が当研究所予想を上振れ、94社(40%)が下振れである。上振れ比率が高かった業種は、建設・建設資材(上振れ比率82%)、デジタルB2B(同71%)である。

会社側の26.3期通期営業利益計画は、3Q決算発表時点で前期比8%増である。差し引きで4Q(1-3月)は前年同期比1%営業減益を予想していることになるが、上振れ余地は十分にあると思われる。なお、12月決算企業(変則決算企業を除く、営業利益計画公表企業56社)の25.12期営業利益は前期比9%増、26.12期会社計画は同13%増である。

2025年12月末時点との比較で、65社(28%)が26.3期通期会社計画を上方修正、153社(66%)が据え置き、15社(6%)が下方修正を行った。建設・建設資材(上方修正比率65%)、電子デバイス(同58%)では、半数以上の企業が3Qで上方修正を行っている。


本レポートでは、業績のモメンタムが改善しているにもかかわらず、株価が出遅れている企業に着目する。(1)3Q営業利益実績が当研究所の従来予想を10%以上超過、(2)会社側が通期営業利益計画を10%以上上方修正、(3)2025年末比株価上昇率が10%未満を条件に、矢作建設工業(1870)、くすりの窓口(5592)、NITTOKU(6145)、ひとまいる(7686)、大研医器(7775)、TREホールディングス(9247)の6社を抽出した。

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