2025年前半の中小型株のパフォーマンス ~物流、建設、グロースが上昇
2025.07.18
トピック
大型株のアウトパフォームが6年以上続いたが、ここにきて大型株の上昇がやや減速、中小型株の優位性が明確になりつつある。中小型株がアウトパフォームし始めた要因として、(1)内需関連企業を中心に業績が堅調であること、(2)大型株との比較でバリュエーション面での魅力が増したこと、(3)株主還元の拡充などPBR1倍割れ解消に向けて対策をとる企業が増えていること、(4)TOBやMBOの増加により一部業種のバリュエーションが引き上げられたこと、(5)アクティビストの介入により企業価値の向上が図られていること、などがあると考える。
当研究所のカバレッジ銘柄(約8割が時価総額100億円~2,000億円)の株価は2024年末比で6.9%上昇(459銘柄の株価上昇率の単純平均、7月17日現在)と、TOPIXの同2.0%上昇をアウトパフォームしている。業種別にみると物流・卸売(同18.6%上昇)、建設・建設資材(同15.5%上昇)、電子・電気機器(同14.2%上昇)の上昇率が高い。
中小型株の相対パフォーマンスは今後も良好に推移するとみている。本レポートでは、当研究所のカバレッジ銘柄の中から、高い成長が見込まれるにも関わらずバリュエーションが低位にとどまっている銘柄を抽出した。具体的には、日本情報クリエイト(4054)、アイ・ピー・エス(4390)、システムサポートホールディングス(4396)、Rebase(5138)、エラン(6099)、日本ホスピスホールディングス(7061)、NexTone(7094)、Solvvy(7320)、リベロ(9245)、INFORICH(9338)など10銘柄である。いずれも独自の成長分野を持つ企業である。
当研究所のカバレッジ銘柄(約8割が時価総額100億円~2,000億円)の株価は2024年末比で6.9%上昇(459銘柄の株価上昇率の単純平均、7月17日現在)と、TOPIXの同2.0%上昇をアウトパフォームしている。業種別にみると物流・卸売(同18.6%上昇)、建設・建設資材(同15.5%上昇)、電子・電気機器(同14.2%上昇)の上昇率が高い。
中小型株の相対パフォーマンスは今後も良好に推移するとみている。本レポートでは、当研究所のカバレッジ銘柄の中から、高い成長が見込まれるにも関わらずバリュエーションが低位にとどまっている銘柄を抽出した。具体的には、日本情報クリエイト(4054)、アイ・ピー・エス(4390)、システムサポートホールディングス(4396)、Rebase(5138)、エラン(6099)、日本ホスピスホールディングス(7061)、NexTone(7094)、Solvvy(7320)、リベロ(9245)、INFORICH(9338)など10銘柄である。いずれも独自の成長分野を持つ企業である。
ご留意いただきたい事項
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