いちよし経済研究所のカバレッジ銘柄について ~中小型株企業に特化した形で、調査分析を続ける姿勢に変更はない

2025.07.22
中小型株テーマ
当研究所では、過去30年以上にわたり運用を続けてきたレーティングシステムを6月27日付けで停止した。昨今の中小型成長株を取り巻く情勢を総合的に判断した結果である。一方、当研究所が中小型株企業に特化する形で、幅広い銘柄群の調査分析を続けている姿勢に変更はない。

当研究所のカバレッジ銘柄(継続調査対象銘柄)は現在460社だが、その特徴としては、(1)カバレッジ銘柄の8割強が株式時価総額100~2,000億円の範囲にあること、(2)市場別銘柄数は、東証プライム上場が7割強で、スタンダードやグロース上場のウエイトが高いわけではない、(3)一定の業種分散が図られているが、相対的には情報通信・サービスその他、素材・化学、電機・精密、機械の比率がやや高い、など。

当研究所のカバレッジ銘柄については、収益成長力と潜在成長性、収益力と競争優位性、非財務情報とコーポレートガバナンス、経営者(特に経営トップ)への評価、時価総額規模と流動性、ディスクロージャーとIR体制、といった点を総合的に判断して選別している。

当研究所のカバレッジ銘柄は継続調査を前提とするが、硬直的なものではなく、良好な株価パフォーマンスを実現するためにも銘柄発掘は極めて重要である。実際の銘柄発掘については、一社一社の個別銘柄に向き合って判断していくことになる(銘柄発掘のための様々な“きっかけ”はある)。当研究所では、長年培った銘柄発掘に関する経営と幅広い調査対象を武器として、今後もより良いカバレッジ銘柄群の構築を続ける考えである。

ご留意いただきたい事項

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