2025年の有望ジャンルと着目銘柄 ~多様な有望ジャンルの今後の変化を占う

2024.12.20
中小型株テーマ

中小型株企業の業績は2024年も堅調に推移した。ただし、株価面では2023年に続き2024年もややさえないパフォーマンスとなった。2023年末比でTOPIXが14.7%上昇したのに対し、いちよし経済研究所のユニバース銘柄(継続調査対象銘柄)の株価は単純平均で3.1%の上昇にとどまった(12月19日現在)。TOPIXをアウトパフォームしたのは3割にとどまり、中小型グロース株を中心に構成されている当研究所のユニバースは全体としてはやや苦戦した。

本レポートでは、当研究所アナリスト12名が考える2025年の有望21ジャンルと着目44銘柄を紹介する。2025年に注目したいジャンル・テーマとして防衛産業、宇宙開発、系統用蓄電所、空港整備、中堅物流事業者の海外展開、データセンター内の光通信ニーズ、生成AIサーバー関連、半導体CMP、米中対立による調達シフト、産業用空調機器、ヘルスビッグデータ、歯科DX、医療・介護クラウド、医療機器、肥満症治療薬、103万円の壁、リユース、GIGAスクール、AIを利用したマッチングエコシステム、銀行業のIT投資、保証サービス市場の拡大、などについてコメントする。

着目企業として、日本アビオニクス(6946)、QPS研究所(5595)、ウエストホールディングス(1407)、丹青社(9743)、センコーグループホールディングス(9069)、santec Holdings(6777)、第一工業製薬(4461)、フジミインコーポレーテッド(5384)、メイコー(6787)、新晃工業(6458)、JMDC(4483)、松風(7979)、eWeLL(5038)、日本トリム(6788)、大阪ソーダ(4046)、サンマルクホールディングス(3395)、トレジャー・ファクトリー(3093)、内田洋行(8057)、TWOSTONE&Sons(7352)、DTS(9682)、イー・ギャランティ(8771)、など44銘柄を挙げる。
 

ご留意いただきたい事項

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